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能面という”顔”を通して、
人間の本質と存在を探る——

能面師|脚本家|顔研究者
LILICO ASO

麻生りり子

能面を起点に、「顔とは何か」「存在とは何か」という問いを、

芸術・言語・科学の交差点で探究し続けている。

(活動領域)

・古典能面・創作面の制作(舞台使用・展覧会出品)
・現代アート作品(メディアアート、インスタレーションなど)
・脚本執筆(ドラマ、舞台、ミュージカル)
・ワークショップ・講演・研究発表(顔と認知、表情と感性など)

​​

能面を、情報、感情、記憶、関係性の“場”と捉え、顔という存在を多角的に問い直す実践を行っている。

Story of Lilico|麻生りり子という人

幼い頃から、「現実とは別の世界」を旅するのが好きでした。
それは小説であり、漫画であり、ページをめくるだけで、どこへでも行けたのです。

大人になった私は、ノートパソコン一台で、「現実とは別の物語の世界」を作り出す側に立ち、脚本の中で多くのキャラクターの“顔”を描き出すようになりました。

そして出会った能面もまた、「現実とは別の世界」への扉を開く鍵。
能面は、“己ではない何か”に変身するための魔法の道具だと教わりました。

能面という謎めいた“顔”に向き合い、面を生み出す営みは、此処ではない何処かへと私を誘うのです。

そして、今もなお、私は“あわい”を旅しつづけています。

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​CNN

【Artisans】

外部リンク、CNNサイト内該当記事に飛びます。

CNNドキュメンタリー【Artisans】
:『The mask-makers changing the face of 'Noh', one of the world's oldest surviving performing arts』

『世界最古の舞台芸術の一つである「能」の顔を変える能面師たち』としてCNNに特集されました

▶︎ CNNドキュメンタリー番組【Artisans】にて、麻生りり子の能面制作への新しい取り組みをご覧いただけます。

​(略歴

1974年 愛知県岡崎市生まれ。1997年 東京女子大学卒業(社会学専攻)。二児の母。​

◆脚本家として 2009年より 脚本家として活動しており、ミュージカル・ドラマ・舞台・イベントなどのシナリオを手がける。 2012年 第4回科学ドラマ大賞にて大賞を受賞し、アンドロイドと人間の共生をテーマにした受賞作『ママはロボット』はドラマ化される。 ■ 受賞歴​ 2012 第4回科学ドラマ大賞・大賞受賞(独立行政法人科学技術振興機構) ​■脚本・作詞 2023 ラジオドラマ『鶴の恩返し』脚本(FMラジオ『杏奈カフェ』) 2021 『アイバンクショー』脚本(劇団BDP) 2019 七夕スカイランタン祭り『天の川に願いを』脚本(劇団BDP) 2017 『Grow me up!―ミーとぼくたちは特別な三人―』脚本(劇団BDP) 2017 市民エンパワーメント研修『死神より愛をこめて』脚本(川崎市教育委員会・川崎市岡上分館) 2014 『未来スタジオ―夢を叶えるテクノロジー―』脚本(未来科学館、独立行政法人科学技術振興機構) 2013 第4回科学ドラマ大賞受賞作『ママはロボット』脚本(BSフジ) 2012 第4回科学ドラマ大賞・大賞受賞(独立行政法人科学技術振興機構) 2011~ ミュージカル『しあわせの青い鳥』脚本(児童劇団「大きな夢」)  ※全国各地の子どもミュージカル団体による支部公演・本公演で、現在も上演されている。 ■出版 2018 『彩の国の怖い話』出版(TOブックス) 2010 エッセイ『ガンだって。―ひまわり母さんバンザイ!―』出版(日本文学館) その他、書籍の執筆協力・編集協力、記事執筆など、ライター業にも携わる。

◆能面師として 2018年 能面師・中村光江に師事し、面打ちを始める。 2021年 島熊山能面公募に入選。以降、文化庁主催公演はじめ様々な能舞台で使用される。 2022年『中村光江と 四人の弟子展』にて現代的な創作面や能面を用いたコンテンポラリーアートを展開。 伝統と現代を組み合わせた試みをニューヨーク・タイムズやCNNに紹介される。 ■ 受賞歴 2021 第15回島熊山能面コンクール入選 ■ 展示歴 2024 南画院展出展(東京都美術館・東京) 2024 岡崎高校出身音楽家の会 第二回演奏会・併催美術展『絵と音が出逢うとき』出展(ギャラリー葵丘・愛知) 2024 第23回白川会能面展出展(嶋臺・京都) 2023 第22回白川会能面展出展(嶋臺・京都) 2023 第4回中村光江一門能面展(東京芸術劇場・東京) 2023 シンクロアート出展(銀座シックス・東京) 2022 第21回白川会能面展出展(嶋臺・京都) 2022 中村光江と四人の弟子展(田中八重洲画廊・東京) 2022 大槻能楽堂学生鑑賞能『葵上』「泥眼」使用 2021 第20回白川会能面展出展(嶋臺・京都) 2021 文化庁主催巡回公演『紅葉狩』「逆髪」使用 2021 第15回島熊山能面祭入選 2020 第19回白川会能面展出展(嶋臺・京都) 2019 第18回白川会能面展出展(嶋臺・京都) ■演能 ​​2024 梅若会定式能『船弁慶』「三日月」使用 2024 福岡大堀能楽堂 鷹の会『楊貴妃』「小面」使用 2024 広島学生鑑賞能『土蜘蛛』「小面」使用 2023 梅若会九月定式能『竹生島』「黒髭」、『松風』「相生増」使用 2023 第6回阿佐ヶ谷薪能『羽衣』「相生増」使用 2022 大槻能楽堂学生鑑賞能『葵上』「泥眼」使用 2021 文化庁主催巡回公演『紅葉狩』「逆髪」使用 ​​

◆顔研究者として 2021年より、日本顔学会 に所属し、大学との共同研究、学会発表など、学術分野でも積極的に活動している。 顔学会ニューズレターWebサイト内の動画コンテンツで、インタビュアーを務める。 ■ 学術研究・発表 2025 日本顔学会30周年記念シンポジウム『顔の未来デザイン』発表「未来の顔」 2023 日本顔学会『フォーラム顔学会2023』研究発表「人はどのように能面を見て感じるのか?」 2023 感性工学会『第25回感性工学会大会』研究発表「能面を鑑賞する際の視線移動と注視箇所の分析 」 2023 第27回 情報処理学会『INTERACTION 2023』研究発表「能面の魅力を新たな形で提示するメディアアートの試み 」 2022 兵庫県立大学 田中キャサリン准教授、論文協力「PANDEMIC PERFORMANCES: THE NEW NOH PLAY AMABIE AND AMABIE NOH MASKS」 ​■ 講座・講演活動​ 2024~ 日本顔学会ニューズレター動画コンテンツにてインタビュアー活動開始 2024 第32回美人画研究会「縄文顔・弥生顔の比較」研究発表 2022 畑江麻里の浮世絵講座「おもしろ能面ミニ講座」ゲスト講師 2022 都内大学リベラルアーツゼミ ゲスト講師 2022 第2回美人画研究会・顔学会連携企画「思いを伝える表情・表現と美人画」ゲスト講師 2021 都内大学人工知能ゼミ、リベラルアーツゼミ ゲスト講師

◆メディア出演・掲載 ■ メディア出演​ 2024 米国報道局CNNドキュメンタリー番組出演 2024 『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章4』DVD出演 2023 『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章2』DVD出演 2023 FMラジオ『杏奈カフェ♪♪』出演 2021 ラジオ日本『SWEET!!』出演 2021 『西室真希の旅するクローゼット』出演 2021 竹書房ホラーチャンネル『怪読録vol.63』『怪読録vol.65』出演 2019 エンタメ~テレ『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章』出演 ​■メディア掲載歴 2025 アート誌『République des Arts』掲載 2023 NYタイムズ 掲載『The Female Artisans Honoring,and Reinventing,Japanese Noh Masks』 2017 朝日新聞、神奈川新聞に舞台記事掲載(岡上エンパワーメント研修) 2015 神奈川新聞『かながわ人@川崎』掲載 2015 神奈川新聞 脚本家・エッセイスト紹介記事掲載 2015 『マイタウン』2月号「麻生の人vol.44」掲載 2014 東京新聞『未来スタジオ』ステージ記事掲載 2013 『月刊シナリオ教室/6月号』科学ドラマ大賞受賞作紹介

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Noh Mask Artist | Scriptwriter | Contemporary Artist | Face Researcher

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